仕事用の赤いカプリパンツ

若い時になに考えてたんだろうなあ~とよく思います。いま思い出すと恥ずかしくて寒気するようなこともたくさんやってましたね。
あ、ああ、あああ~
鍼灸専門学校に行き初めてしばらくしたら、試験が心配で過去問を欲しくて、毎日同じスクールバスに乗ってた先輩に過去問のことを聞いてみました、そのひとは中国人で外人だった私の気持ちをよく分かってくれてその日からいろいろと助けてくれました。過去問をもらっただけではなくそのひとがマッサージのお店のオーナーでしたのでアルバイトもなぜかゲット!老人ホームでマッサージするアルバイトでした、これはマッサージの経験もなくて、治療の知識もほぼないときだったけど、それでも雇ってくれました。
最初はお店ではなくて、老人ホームだった理由はマッサージが短いからです、老人ホームでのマッサージは一人10分~15分のみ、未経験の私にでも出来そうな時間。ユニフォームも自由で上は好きな白衣を着て、下はなんでも大丈夫だと言われたんです。
やった!これは初めて自分で見つけた仕事でした、なんか大人になった気分でした。やる気いれて白衣は学校のヤツを着て、下はどうしよう?買い物に行かなくちゃ!!
なぜあのパンツ選んだんだろう。。。言い訳がない。ただ、あの赤いカプリパンツを着てすごいファッショナブルになった気分でした。仕事に適してるかどうかは全く考えてなかったんでしょうね。。。
過去に戻れたら、なに考えてんの!?と自分を叱ってやりたい!
過去の自分は赤パンツ、現在の自分は赤顔。

そういう風に特別ユニフォームで毎日仕事してましたけど、誰も何も言わなかった。一回だけ、あるおじいちゃんのマッサージしてたら、「そのパンツは特別だね」って言われただけ。
そうだね特別だね、ありがとう!としか思わなかった。
きっと遠回しで仕事にそんなの着るのって言いたかったかもしれないですね(笑)

しかし、老人ホームの仕事は楽しかった、おじいちゃん・おばあちゃんもみんな優しくて下手なマッサージの文句も一切言わなかった。日本語もまだそんなに分からなかった私にゆっくりと話してくれたり分かるまで説明したりしてました。みんなよく我慢したね(;^_^A
一番仲良くなったおばあちゃんは毎日部屋に誘ってくれて、隠しのチョコレートを食べながマッサージ時間の15分間はずっとチョコ食べながらおしゃべりして終ってました。お互い友達と一緒にいるような感覚でした。違う仕事を見つけて辞めたときに住所と手紙をもらったんですけど、一回も遊びに行かなかった。。。まだ元気かなあ

次の仕事はちゃんと上下の制服あったので、あんな恥ずかしい赤いパンツを着ることなかったけど、今度は化粧が悲惨なことになってました(笑)まあ、そのストーリーはまた今度。

Wanderlady

Multilingual acupuncturist travelling the world